お気持ち練習帳

気持ちの整理や数学等の書きたいことを書きます

年初からのふりかえり(後編)

前編書いてから1ヶ月経ちましたが、後編を書きました。なるべくはやく書くと言ったのは何だったのか。。。前編はこちらになります。nareo7.hatenablog.com

かわったこと

友人が増え、遊ぶ機会が増えた

前編でも書きましたが、外で遊んだり通話したりという機会が多くなりました。今年知り合った人たちだけでなく、昔からの友人と遊ぶことも増えて楽しいです。自分から少し誘えるようになった効果が出てると思います。

以前より自分の感情を認識できるようになった

前編で書いたように、いつからか自分の気持ちや感情があまりわからないことに気が付きました。楽しいはわかりますが、他の多くの気持ちは湧かなかったり、湧いている可能性はあるけど自分が認識できないことがありました。例えば、少しバカにされた様な態度や言動を取られても怒りが湧かず、周りの人が代わりに怒ってくれて初めてそういう場面だと気がつくことがありました。それもあってか、精神的に参ってしまい良くない状態だなと思っていました。

6月ごろにきっかけがあり、段々と感情を認識できるようになりました。友人と話している最中、紅茶を探していると知りました。なんとなく、困っているなら助けたいな、自分のおすすめ教えたいなと思い、丁度飲んでいた紅茶を教えました。教えたらすぐに買ってくれ、飲んだらすぐに美味しかったと連絡くれました。そうしたら、今まで感じたことのない感覚が、自分の中に生じて自然とそれが嬉しいだとわかりました。おそらく、相手のために意識的に自分の意志でおすすめして、それが受け入れられ、さらには喜ばれたのが良かったのかなと思います。

そこからは、色々変化があったと思います。例えば、

  • "一般的な正しさ"で自分の感情を抑えてたことが認識できた
  • 人と関わることでプラスの感情がより分かるようになった
  • 人からの褒めを以前より受け止められるようになった
  • 嫌なことがあったら嫌だと多少認識できるようになった
  • フィクション見るときの解像度が上がった
  • フォーカシングを知って感情を認識できる手段が増えた

があります。

以前より他人へのアクションができるようになった

他人へのアクションはずっと前から苦手でした。ここでいうアクションは、自分から話しかける、話題をふる、甘える、相談する、誘うの様な行動を指します。一般的な用語ではなく、自分の感覚を「アクション」という単語にまとめた、この記事だけの言葉です。誘われたら行くけど自分からは誘えず、話すのは質問も自分の話をするのも苦手でした。

きっかけは前編でも少し書いたスペースでした。スペースでは友人と一緒に頼り方・甘え方について、考えたり自分の行動を変えるためにはという話をしました。誘われたら誘い返すことについて、「誠意を見せる」や「勇気への恩返し」という観点が自分にとって一番刺さりました。そこからさらに考えて、場に対して自分はどんな気持ちになっているか、どうなっていると嬉しいかを認識して、行動するのが良いとも思うようになりました。

それからは、自分から遊びに誘ったり、愚痴や相談のような今までできなかったことが少しづつできるようになりました。誘いたいとき、上記を意識すると今までより誘おうって気持ちが強くなったのを実感しました。まだ、誘いたい、話したい、伝えたいという気持ちがあっても、うまく伝えられないときがあるので、今後はそういった部分を考えていきたいと思います。

新しいことへ挑戦することのハードルが下がった

きっかけは特にないのですが、今までやったことへ挑戦する機会が増えました。例えば、前編で紹介した行動は自分にとってある種の挑戦でした。また、日々の生活で挑戦というか、ちょっとやってみることも増えました。例をあげると、日傘、ネイル、高級寿司、スペース、ワークショップ、紅茶、コーヒー、ヌン茶、山登り、日記、朗読会、映画感想戦、恋バナ、オススメを買うなどなど。どれも楽しそうだと思い、実際にやってみると楽しかったものがほとんどでした。自分の直感にしたがってよかったと思いました。どれも楽しいですが衝動的にやったことが多いので、今後は本当にやりたいのか、自分はどうしたいのかを考えながら過ごしたいです。

考えるための武器が増えた

半年以上あれこれ考えてきて、自分の中でいくつかの武器・考え方ができたのかなあと思います。コミュニケーションや人間関係だけでなく、別のところでも役立ちそうなものが手に入りました。ここに書いた武器は、自分がこの方法を使うとうまくいく場合があったもので、他の人もうまくいく方法とは限らないことをご承知おきください。

尺度と目盛りを見つけること

なにか考えたり行動するときに、単数複数問わず何かの尺度を考えることがあります。尺度を見つけた初めの頃は、極端なものだけ考えがちで中間なものを想像できないことがあります。しかし、きっちり決まっていないものに対して極端なもので行動するとうまく行かないことが多いと想像しているため、なるべく色んな目盛りを見つけたいと思っています。ただし、尺度や見つけた目盛りにそって機械的に動くのも極端だと思うので、曖昧さは残しつつ動きたいと思っています。

考えるときのサイクル

「世界で一番やさしい考え方の教科書」という本で「思考の循環サイクル」という考え方を知りました。考えることを、認知→思考→行動の3つのステップと新たな視点獲得のための洞察に分ける。この本では仕事での考え方を対象に話していますが、私は普段の生活でも活用できると思いました。本に書いてましたが、この考え方は「魚の釣り方」よりも「魚の釣り方を編み出す」に近いので応用範囲が広いのだと思います。

私自身は、認知と行動が思考より苦手だと思います。例えば、自分がどうしたいのかや、欲がわからないのは、感情を認知するのが苦手だからなのでは?と仮説を立てることができます。また、ずっと思考し続けることはできるけど問題が解決しにくいのは、誰かに相談したりの行動が不足しているのが原因かもという仮説もたてられます。この考えが常に正しいわけではないですが、こういった仮説をたてられるようになったのは良かったと思います。

場に対しての気持ち

場に対して、自分はどんな気持ちか、どうなると嬉しいかを考えると、今までより行動できることが増えました。ここで言う場は、例えば、会話相手、友人たち、コミュニティ、会社の部署などなどをイメージしています。

自分の気持ちの認識方法

試している方法としては、主に以下の3つです。

  • 日記等で気持ちを言語化する
  • 他人に自分の感情を話して、会話の中で自分の感情がどう変化するか、認識できるかを観察する
  • フォーカシング

これからどうしたいか

約8ヶ月の間で自分の中でいろんな変化がありました。これから先どうしたいかを考えたとき、まだ自分が苦手なものや今までできなかったことに挑戦したいと思いました。その中で挑戦したいのは、以下の4つです。

  • ネガティブ思考とうまく付き合いたい
  • 自分の欲を知りたい
  • 人へのアクションをもう少し頑張りたい
  • 計画性がないのを変えたい

どれも自分がずっと昔から苦手としているものです。苦手ばかり挑戦していると疲れてしまうので、うまくできなくてもあまり気にせず、疲れたら時には休むの精神でやっていきたいです。恐らく何年もかけて取り組むものだと思うので。

 

以上が年初からのふりかえりの内容となります。昔から、今年から、関わってくれた人たちに感謝したいです。これからもよろしくお願いします。